スプールの製作


スクロールできます
切削加工は、お客様の図面に基づき、素材(自給/支給)から加工を行います。複合NC自動盤を使用し、クロス穴や二面取り、偏芯穴などのフライス加工を同時に実施し、直角度や平行度、位相合わせも正確に加工可能です。また、専用の検査シートを作成し、測定箇所、測定器、測定頻度、刃具交換頻度を明確にすることで安定した量産を実現しています。研削加工は1ミクロン単位の高精度が求められる工程です。長年培った技術と知見・管理体制により、安定した高精度の研削加工を実現しています。当社が手がける精密機械部品の主な材質は、S45C、SCM415、SCM435、SUS303、SUS304、などです。削り出し加工から研磨、各種処理(協力会社)まで、すべての工程を一貫して当社が管理しており、品質保証体制も充実していますので、安心してご依頼いただけます。
当社のNC自動旋盤は、多軸で複合加工が可能な機種を中心に17台を保有しており、長物加工用のスイス型も含まれています。スプールなどの部品に対して、二面取りやフライス加工、油路用の穴加工などを一度のセットアップで行うことで、リードタイムの短縮と品質の安定を図っています。また、量産時には、仮規格値の設定や工程内検査の記録フォーマットを活用し、精度の高い製品を提供しています。
センタレス研磨では、スルーフィード型の機械を使用し、外径公差5μ以下の高精度な研磨を行っています。φ20までの外径、長さ80までの部品に対応しています。